婦人科一般外来

婦人科一般外来

思春期から更年期にかけて、悩みは移り変わっていきます。女性特有の月経に関するお悩みから子宮のお悩み、妊娠に関することまで様々なお悩みに対応しています。気軽に相談できるよう患者さまに寄り添う医療を提供しております。
診察の際には、問診だけでなく、触診、内診を行う場合があります。初めての内診は不安になることもあるかもしれません。医師から診察方法を説明するため、ご安心ください。
問診や腹部上からのエコー検査のみもあります。

月経のお悩み

月経のお悩み

月経前に起こる「月経前症候群(PMS)」と月経が始まってから症状が出る「月経困難症(PMDD)」があります。月経痛は「毎月あって当たり前」と思っている方は、一度ご相談ください。月経痛は何かの疾患が隠れているケースもあります。
その他にも以下のようなお悩みがある方は受診することをおすすめします。

子宮頸がん検診

子宮頸がん検診

子宮頸がんとは、子宮の入り口付近にできるがんです。子宮頸がんに罹患している人の多くが、ヒトパピローマウイルス(HPV)にウイルス感染をしていることがわかっています。感染をしても90%の人は自己免疫によりウイルスを排除することができますが、10%の人は感染が長時間続き、異形成とよばれる前がん病変を経て、子宮頸がんに進展してしまいます。
近年では20代・30代の若い女性でも発症するケースが増えているため、国の方針として2年に1度は検診を受けることを推奨しています。
(※助成金の対象は、北九州市に住民票がある方のみです。)

思春期外来

思春期は、身体の変化や心の変化が起こりやすい時期です。
以下のようなお悩みがある方は一度ご相談ください。

月経不順・無月経

15歳までに月経がこない、いままで生理周期は順調だったが月経が90日以上こない、2週間以上生理が続いている などの症状があればお気軽にご来院ください。

月経痛・月経困難症

月経の前後で気分の落ち込みや眠気があり、日常生活に支障をきたしていたり、月経の期間中に頭痛や腹痛などの症状はありませんか?月経痛は市販の痛み止めでおさまることはありますが、子宮内膜症などの病気が隠れている場合があります。

不妊症

不妊症

不妊症とは、生殖年齢にある男女が妊娠を希望し、避妊をせずに性行為を行っても1年間妊娠に至らないケースを言います。
当院では、タイミング療法の不妊治療を行っております。
基礎体温を記録していたら受診時にご持参ください。また、他院で行った検査結果をお持ちの方は、検査結果も持ってきてください。

タイミング療法

タイミング療法は、最も妊娠のしやすいタイミングを見つけ、性交渉を行う方法です。
基礎体温や超音波エコー、尿中LH検査をもとに排卵日を予測して、タイミングのアドバイスを行います。

当院で行っている治療について

クロミフェン

経口の排卵誘発薬です。
エストロゲンの働きを抑えて、脳下垂体からホルモンを出させ、卵巣や卵への働きかけを行います。

HMG注射

脳下垂体から分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体形成ホルモン)というホルモンを含んでいる薬剤で、卵巣を刺激し、卵胞の発育を促進するために使用するものです。

HCG注射

LH(黄体形成ホルモン)というホルモンと同じような作用を持つ薬剤です。
卵胞が発育した際に投与を行い、排卵を促進するために使用します。

更年期外来

更年期外来

更年期障害とは、閉経がおこる前後5年に女性ホルモン分泌量の大きな揺れに伴っておこる、さまざまな体調変化のことを言います。
代表的な症状として、以下のようなものがあります。

症状の強さや内容は個人差が大きいため、つらいと思ったら一度受診されてください。
当院では、ホルモン補充療法や漢方を用いた治療を行なっております。
保険適用で治療が可能です。

ピル外来

ピル外来

ピルについて、興味はあっても不安な点や気になることがある、そのような方は一度ご来院ください。避妊目的以外にもピルにはメリットがあります。

メリット

デメリット

非常にまれな副作用ですが、血管の中で血がかたまり、血栓となり血流が流れにくくなることがあります。肥満やタバコの吸い過ぎ、高血圧、糖尿病などをお持ちの方は血栓症を起こしやすくなります。

費用

避妊用ピル(アンジュ):
1シート 3,300円(税込)

緊急避妊用ピル

緊急避妊薬とは、避妊をしようとしたが失敗をした際、性行為から72時間以内に服用するホルモン剤です。性行為が行われてからできるだけ早く飲むことで避妊の確率は高まります。

メリット

デメリット

費用

1錠:12,000円(税込)